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床から起き上がる場合の注意点

1. 横になった状態から起き上がる場合、まずいったん床に上半身だけ起こし、座ったままの姿勢で30秒ほど待ちます。

2. 座った状態から立ち上がるときは、頭を下げて足先を見たまま、出来るだけゆっくりと、30秒ほどかけるつもりで立ち上がります。

3. 頭をさげたまま歩き始めます。
なぜ30秒かというと、起立した直後には血圧が一時的に低下し、それが回復して一定状態に安定するには、健康な人でも30秒ほどかかるからです。低血圧の人では、もっと時間のかかる場合があります。

4. 1~3のようにしても起き上がるのがつらい場合は、「フィジカルマニューバー(フィジカル療法)」(参考文献[1][2])をやってみましょう。ここでは、強力なフィジカル療法(その1)を紹介します。

フィジカル療法(その1)
朝ベッドから起きあがるときには、30秒以上の時間をかけて、少しずつゆっくりとからだを起こしてください。

できればおへそを見るように頭を下げて、ゆっくりからだを起こしながら、数を30まで数えてください。数え終わったときに、からだがようやく座っているぐらいにゆっくりです。
そのときにはまだ頭を上げてはいけません。

脳血流が低下しないようにゆっくりと時間をかけて頭を上げます。寝ていた状態から普通の速度で座ると、確実に脳血流が低下してしまうので、意識的に時間をかけるようにしてください。

一度、脳血流が低下すると、脳はもっと血液がほしいと自律神経に命令をして、その拍子に脳血管が拡張します。いったん脳血管が拡張すると、頭痛や吐き気が起こります。

このフィジカル療法を使うことで、不快な症状を感じずに起きることができるでしょう。

9 months ago

May 18, 2011